2014年 03月 10日 ( 1 )
不動産は広さよりも立地条件 スポーツ天国 誠実謙虚おおらかなタイプ オーストラリア最高!
シドニー在住の友人 ソラヤマさんからの長文メール
その3が届きました。今回も読み応え十分の内容です。

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シドニー便り オージー「豪州人気質」Aussie その3

住宅探し は面白いです。 これは歴史、文化の違いから出てきていると思います。
日本人は基本的に農民の発想なので、土地 LANDが非常に重要です。

一方もともと狩猟民族たる西洋人には土地よりは 道 ROAD の方がずっと重要なの
です。

従って日本人には信じられないことですが、こちらの不動産売買の広告には一戸建て
の土地の広さは通常記載されていません。 3-BED、4-BEDと表示する程度です。 

OPEN HOUSE 住宅のインスペクション(内見会)に行って住宅売却担当者に「この
家の広さは?」と訊ねると・・・「Good question !  but I don’t know!」  と

ヌケヌケと悪怯れもせずに答えます。 日本の場合 土地の売却面積も知らずにお客
様にSALE するなど考えられないことですがこれも事実なのです。 

日本では「1平方メートル当たりいくら」という感覚がありますが、日本の20倍の面
積のあるこの国では、住宅に関して言えば余りありません。

ちらしを見るにつけ「これは不適切・不当表示では?」と首をかしげたくなります。
 但し、全体の間取りなどに関する質問はほぼ正確に答えてくれます。

住宅を増改築する場合、ビルダー(ほどんど個人業の建設業者)に見積もりしていざ
契約、“工事期間はどのくらい?” と訊ねると ” Four months enough “

(4か月で十分) と自信たっぷりの返事・・・・でも、結局工事が完璧に終了するのは
10カ月後・・・・とかいうのはザラ!  契約書通りにできなくても当たり前、 
ペナルティー条項を契約書に盛り込んでも裁判では勝てない場合が多く、違約金を請
求しても滅多に取れません。 

日本の住宅建築契約では「違約に対する遅延損害金制度」がありますが、オーストラ
リアでは、「住宅ローンが払えない、銀行ローンが払えない」場合、銀行などの
債権者が「遅延損害金」をローンを借りた人に請求する制度はありますが、住宅建築
主は個人零細企業者にて総合請負業者に該当しません。 極めて立証が難しいからで
す。

即ち、大工屋、水道屋、タイル屋、瓦屋、電気技師、ガス屋、ガラス屋など何十社と
の仕事の段取りをオーガナイズして一戸建て住宅を完成するのですが、それぞれの
業者と請負施工するビルダーとは納期の契約は交していません。 しかも、雨が降っ
たり、工事期間中にクリスマスが到来すると仕事は何週間も中断となります。

従って、施主が工事期間中にアパートを借りて仮住まいをしている場合、今度は そ
ちらの家主さんと賃貸契約延長の件でモメることになります。

怒り狂って契約を解除するとこちらの負け。 どこのビルダーに注文しても五十歩百
歩。 とにかく、「いいかげんさ」が売り物の豪州人です。

日本の新築木造住宅一戸建ての工期は平均3〜4か月、古家解体込の場合は5〜6か
月。 ところがこの地シドニーでは平均12か月から13か月かかります。

日本の場合、半工場生産方式、事前に木材を加工して現場に搬入、即組み立てる工法
ですが、この地のビルダー(建築業者)はセキスイ、ミサワ、一条、住友林業のよう
全国的な組織はありません。すべて、個人・家族企業経営によるオーダーメイドなの
で工期が長いのです。

さらに悪いことに、工期の途中で施主が少しでも間取りを変更したりすると住宅完成
までに1年半〜2年もかかることもめずらしくありません。

シドニー郊外の住宅建築は需要に追い付かないのが現状です。 2010年に木造戸建住
宅業界第1位の一条工務店がシドニーに進出してきましたが、現地のマーケッテング
などを終えて本格的に販売を開始したばかりで どこまでこの業界に食い込めるが未知
です。 のんびりが売り物のビルダーと組んで仕事を伸ばしてゆくのですからタイヘ
ンです。

近い将来、新築住宅の工期が6か月以内に終えるようになったら、この業界では注目
の的になるでしょう。

日本人がオージーを相手に商売して成功できるのは、日本食レストラン、ラーメン屋
さんがせいぜいなのですが、もし日本式住宅工法の工期の方が短縮できるといううわ
さが浸透すれば「日本式一戸建て住宅建築方法」が将来おおきな目玉になる可能性が
あります。

寝室ベッドが古くなったので 買換えに家具屋さんに行って注文する迄は日本と同
じ、 だが・・・・“3週間で入荷します!” とか云われても決して信じてはいけ
ません。

1か月以内に入荷すれば最高にハピー、場合によれば2か月から4か月、いえいえ半年
後というのも当たり前の国です。 理由はこの国では殆どの家具は輸入品、お客様の
注文を

受けたあとに、海外に発注する仕組みなので、注文先に在庫がなければ、その時点か
ら製造開始・・・という段取りですから、すぐに入荷できるはずがありません。

「おおざっぱ」は的外れの場合も多々あります。少なくとも公共の場はきちんとして
います。どこの店でも商品はきちんと並べられていますし、電車やバスも時間に正確
です。

郵便物も多少の遅配があっても、かならず正確に目的地に配達されます。 我家の場
合、今まで一度も日本からの郵便物が行方不明になったことはありません。

平日の昼間でも、はだしにサンダル、Tシャツ、短パンでうろうろしていたり、素足
のままで公園やビーチで遊んでいたりする男女(どちらも年齢問わず)がとても多い
ので、

そこからきたイメージかもしれません。 時にはバスも電車も故障します。運転手が
頻繁に遅刻したりもします・・・でも、誰も怒りません。 ノンキなのです。

なんでもまとめ買いをすると得をする国です。 たとえば酒屋Bottle Shop で缶ビー
ル @375ml(VB またはToohey‘s New豪州産ビール)陳列棚1缶3ドル(¥270)、

その横で30缶入りのもの$40ドル(¥3600)と表示、比較すれば歴然、まとめて買えば1
缶1.3 ドル(¥120 ) ひどい差別! ほぼ2倍以上します。 

ワインも同じ、1本買うのと6本、12本買うのとではひどい差別価格が設定されていま
す。

食料品も生活必需品もすべて同じ、1ケ買うより12ケ入りの方が極端に安い。 富裕
層が得をして、金銭的に余裕のない庶民が損をするシステムになっています。 
これは、広大な国土のため、梱包費用、輸送コストが高くつくので、面倒
な1ケ売りよりもセット売りの方が合理的という意識が働くからでしょう。

加えてスーパーのレジ係員、暗算が苦手なので単品売りの場合はよく間違えます。
セット売りならばほぼ正確に売りさばくことができる利点があります。

日本の流通業も同じコンセプトですが、但し、2割、3割得をするのであれば常識の
範囲内ですが、この国の価格差はちょっと行き過ぎ、どうなっているのでしょ
う・・・・

豪州はスポーツ王国です。これは当たっているでしょう。若者はもちろん、冬でも競
泳用パンツで泳いでいるおじいさんもいれば、早朝からランニングしているおばさん
もいます。

中年のオッサンたちが集まって休日にスケボーで遊んでいることもあります。  週
末になると、道路はサイクリング車でいっぱいになります。

シドニーの冬は毎年6月〜8月迄の3ヶ月ですが、皮膚の強いオージーは平気で海で
泳いだり、サーフィンをして楽しみます。ゴルフ、テニス、冬の散歩も半ズボンで
す。

天気が悪くて強風の時などでも案外平気で軽装です。 冬の海でサーフィンする光景
に アジア人は見るだけで鳥肌が立ちます。

オージー達は人との会話そのものを楽しみます。ユーモアがあって、ところどころに
ジョークが入ります。いや、人生そのものを楽しもうという気質です。

だから、主張を通すようなことはしません。相手を尊重しているのです。 陽気で知
らない人にも声をかけます。

俺は俺。お前はお前。考え方に違いはあって当たり前。でも、仲良くやろう。一緒に
楽しもうよ・・・と・・・・・

オージーはあまり自分の能力をひけらかさない、控えめな国民なのかもしれません。
権力を嵩にする人は一番嫌われます。

すなわち、彼らは もともと「人生の勝利者」でなくて、権力者に祖国を追われて政
治亡命した思想家など「人生の敗北者」が新天地を求めて

移住してきた人々の集合体なので「権力」という言葉を極端に嫌います。政治家でも
お高くとまった人(Snobby)は次の選挙では100%落選します。

傲慢で横柄な態度で有名な麻生太郎元総理、笹川尭議員(右翼笹川良一の息子)など
の高飛車タイプはオーストラリアでは全く通用しません。

この国では 誠実、 謙虚でおおらかなタイプでないと、誰も支持しません。 権威主
義的、エリート風を吹かすような政治家は歓迎されません。

あまり気にもせずこの国に15年住んできたけど、こうして比較してみると面白い発見
があります。

個人の自由を尊重するあまり、この国の離婚率は50%、2組に1組は別れます。半端で
はありません。 アメリカとほぼ同率です。

日本では世間体や体裁を気にするのでお互いに離婚はしないで「仮面夫婦」「家庭内
別居」を貫く家庭が多いのですが、この国は「好きなら一緒になる、

嫌なら別れる」ととても自然体なのです。 離婚、再婚、再再婚など当たり前の国で
す。

20才から30才までの間は、お互いに好きになったら結婚する前にまず「同居」をしま
す。 そしてしばらく一緒に生活してお互いの価値観、趣味の違い
生活スタイルを確かめながら実生活を体験するのです。 1年後でも、数年後でも、
同じ好き同士の雰囲気であれば今度は正式に結婚します。

両親も勿論納得の上の「お試しコース」なので もし失敗しても、お互いに “キズ
もの” とかバカげた捨てセリフは言いません。

毎年、同居人(De Facto Coupleと呼びます・日本流に言えば「未入籍同居」)が入
れ替るカップルもたくさんいます。

日本も驚くなかれ、離婚率は昔と違って最近では36%と高率、つまり3組に1カップル
は別れている勘定となります。

日本女性の場合、経済力があれば離婚に踏み切れますが、一般的に不利なので 離婚
という選択肢は多少不利になります。 

しかし、中高年になると “あのバカタレ亭主” と縁を切りたいと思う一念で 日
本女性の方から離縁状を突きつける場合が多くなっているようですね。

子供の教育が終わり成長すると、中年、熟年離婚となります。 オーストラリアの法
律では夫婦離婚の場合、財産は折半なので奥さんが無一文になることはありません。 
必ず財産の半分はもらえます。 トラブルが発生すると弁護士を雇って解決します。

シングルマザーも政府から金銭的な援助、優遇策があり、生活に困ることはありませ
ん。

60才の誕生日パーティーに、最初の妻、2番目の妻、そしてその子供達を招待するこ
とも珍しいことでもありません。 

お互いに喧嘩別れした訳でもないので 気軽に友達として付き合います。 日本人に
は考えられない特殊な人間関係を平気でこなします。

日常会話でも、Ex-Husband (再婚する前の夫)、 Step-Daughter(再婚した夫の前妻
の娘)などと ことあるごとにお互いの交流があるので 
オージー家のパーティー招待された我々にはそんな言葉があれこれ飛び交うと 訳が
わからなくて頭が混乱します。

日本人の場合、離婚すればお互いの接点がほぼなくなり音信不通が当たり前です。 
離婚後「お互いにお友達でいましょうネ」などまれな世界です。

お互いの神経を逆なでするような離婚後の三角関係、四角関係など普通の日本人では
ちょっと想像がつきません。 

日本と違って、西洋諸国は 個人主義 です。個人のすることや考えることを尊重しま
す。日本人は基本的に団体行動を好み、人と違うことをするのを
なるべく避けようとします。 “みんなで渡れば怖くない”  “皆さんと横並び
“ という意識が常に働いています。
ですが、日本人の目から見たら、多くのオージー達はこの個人主義をはき違えている
人が多いと思います。

つまり、自分の思い通りにならなければ怒る、自分の主張を押し通し、正しいと主張
する、ということです。

交通事故を起こしても、絶対にSorry ソーリーといったりして、謝りません。  
また、Sorryと云った方が もし裁判すれば負けになります。

こんな場合、日本人であれば、「すみません」「ご迷惑を掛けます」とか一言はあり
ますが・・・・・ やはり「人種」が異なります。

日本人、アジア人が英国系のオージーと車の衝突事件を起こすと一般的に我々の方が
不利となります。

「英語の標識が読めなかったのでは?」「道路に不慣れでは? 注意力がなかったの
では?」・・・いろいろ こちらの方が難癖を付けられます。

自衛策として、いつもカメラを車にいれています。 万一の事故が発生したら不利に
ならないように写真を撮り証拠として残しておきます。

夜10時過ぎ、車で自宅に帰る途中、飲酒運転取締パトカーに急停止を求められたので
すが「No Stopping 」と表示された標識場所なので

その先の安全な場所まで運転して停車したら、すごい剣幕で食ってかかってきまし
た。

曰く「逃げるつもりか? 警察パトカーに停止を命じられたら駐停車禁止場所でもど
こでも即停止せよ」というのです。

「No Stopping の場所で ほんの1分停止しただけで駐車違反切符を貼られたことが
ある」・・・と反論したのですが聞いてくれません。

勿論、アルコール検査も反応なし、無罪放免となりましたが、アジア人なので少しバ
カにされたような印象を受けました。

数年前、早朝、ゴルフにでかける途中交差点で、Uターンをしてガソリンを満タンに
しようとした途端にパトカーのサイレンが・・・・

交差点にてUターン禁止は違反なのは百も承知していたのですが、余りにも車の通行
量が少なくガラガラだった為、ついズルを・・・・

警察官が私の車の中を覗いて「Japaneseか? 車の運転に不馴れか? 罰金ものだが
 次回から注意せよ!」といとも簡単に見逃してくれました。  

シドニー道路に不馴れな「新参者」には寛大処置をしてくれる情け
深い警察官もいます。 

世界中で一番難しいのが ロンドン市内のTAXI 運転手の認定試験と云われていま
す。

ロンドン市内すべての道路を暗記、主要建物の名称などすべて実地をして 知識とし
て身に付けるのには平均4年かかるからです。

この地、シドニーは英国本国と異なりアバウトなのです。 NSW州TAXIドライバー認
定試験講習を10週間から2か月受講して合格すれば

すぐにTAXI運転手の免状を貰えます。 新米の運転手の車に乗ったら、シドニー市内
の道路名を殆ど知らないドライバーがたくさんいます。

つまり、運転手よりも お客さんの方が道路、道順などを余程知っている場合がある
のです。

ドラーバーの中には 「GPS・カーナビ」を駆使しているちゃっかり組もいます。 
シドニーは運転手不足なので運転免許証さえあれば、誰でも採用してくれるので
中近東、アジア方面から移住してきた出稼ぎ組は、手軽な仕事先、
TAXI会社に取り敢えず就職するのです。

イギリス・ロンドンではTAXI運転手になるのに平均4年かかるのに、この地シドニー
はたった2か月間でTAXI運転手の免状がもらえます。

“いい加減さ” “なんでもアバウト” が売り物のオーストラリアなので、これで
万事、世の中がうまくゆくのかも知れません。

伝統を重んじるイギリスを批判するつもりはありませんが、「文明の利器GPSカーナ
ビ」を導入すれば、4年間もかけずにすぐに就業できるのに

「すべての道路を暗記さす」など時代遅れも甚だしいと思うのですが・・・・・伝統
と格式がそれほど大事なのでしょうか?

日本の場合は運転手採用希望者の合宿があり、10日間程受講すると第2種免許証をも
らえます。 

ただし、大都市にて運転手を希望する場合はタクシーセンターの地理試験に合格しな
くてはなりません。 新米のタクシーに乗ったら目的地住所を

告げても、まったく怪しげな走行を繰り返すドライバーも少なくありません。 こん
なレベルでよく「乗務員証」を取得できるものだとあきれる

ばかりの運転手もいます。 この点、シドニーも大阪、東京も「かなりいい加減なタ
クシーが・・・」・・・・どちらも似たりよったりでしょうか?

1908年(明治41年)にシドニーとメルボルンのどちらを首都にするのかで喧嘩騒ぎ,
双方が対立しましたが 喧嘩両成敗ということで

2つの都市の約真中の森を切り開き、新首都キャンベラ誕生しました。 他国の侵略
を避ける為に海岸から遠く離れた標高600mの山中にあります。

が・・・・喧嘩が収まったわけではありません。 東京、大阪の対立と同じで両都市
は絶えず優劣を争っています。

両都市の利点、弱点は・・・・

シドニーの利点: 気候が良い。湿気がない。年中温暖、冬でも雪が降らない。霜も
降りない。

交通機関も充実しているので移動が楽である。

メルボルンよりも、もっと都会的な雰囲気がある。娯楽が多く集まって仕事が多い。
フアション性がある。

日本人が多いので日本食レストラン、日本食料品店、本屋、美容院、病院、歯医者な
どの選択肢が豊富。

シドニーの欠点: 住宅価格、家賃などを含めてメルボルンよりも物価がはるかに高
い。 メルボルンよりも忙しい街。

人口が膨れた後にインフラ道路整備をしたので、道幅がメルボルンより狭くて道路が
不規則である。

メルボルンの利点:英国的な雰囲気がより優り、落ち着いた街。 都市空間に余裕が
あり街も碁盤上でわかりやすい。

日本人が少ないので 英語の学習など現地の生活にどっぷりつかれる。 
自然も海も空も、シドニーよりも のんびりゆったりしている。
 
メルボルンの欠点: 極端に天気や気温が変わりやすい。一日の中に四季があるとい
うほど気温の差が激しい街。

冬は雨が多く薄暗い、寒くて雪も降る。霜も降りる。 夏は猛烈に暑い、灼熱の太陽。
高温多湿。

都会好きの方には、ちょっと退屈な街。

比較・共通するもの: 人種のるつぼ。 インターナショナルな雰囲気。広い公園が
あって四季が感じられる。

日本へ帰国する場合、シドニーからは直行便もあるけれど、メルボルンは直行便がな
くて不便。

シドニーとメルボルンは近そうな感じがしますが実は約900キロ離れていて日本でい
えば東京と広島くらい。

郊外エリアも含めれば植生の豊かさ、緑の多さ、ランドスケープ(ひと目で見渡せる
風景)のダイナミックさ。

オーストラリアの各都市の人口 合計約2300万人 (日本の6分の1)

1位 シドニー  4,667,283
2位 メルボルン 4,246,345
3位 ブリスベン 2,189,878
4位 パース   1,897,548
5位 アデレード   1,277,174
6位 ゴールドコースト 590,889
7位 ニューキャッスル 418,958
8位 首都キャンベラ  411,609

日本の商社マンが豪州に転勤を命じられたとすると・・・・(直感すること
は・・・)

シドニー・・・湿気が少なくて日本より気候がよい。  メルボルン・・・・日本の
気候と酷似している・・・夏は暑い、冬は寒い。

豪州 Anglo-Australian がメルボルンからシドニーに転勤を命じられたとする
と・・・・

あんな物価が高い街は嫌だ。生活がしにくくなる・・・・(・・・退職届を出す)


シドニーからメルボルンに転勤を命じられた場合・・・・

あんな田舎は嫌だ、天気がじめじめして暮らしにくい・・・(…退職届を出す)

* 日本と異なり「終身雇用制」でないので、会社に対する “忠誠心・帰属意識・愛
社精神“ が余りありません。



やはり戦争について触れたいと思います。

歴史教科書では余り教えないので若い人は、日本がオーストラリアと戦ったことさえ
知らないでしょう。

オーストラリアにとって「日本が唯一本土に攻め込んだ敵国」なのですが意外と知ら
れていません。

1942年(太平洋戦争終了前)日本軍の爆撃機が豪州北部地方をあちらこちら合計97回
以上攻撃しました。 

同、1942年5月、日本海軍潜水艦5隻と特殊潜航艇3隻がシドニー湾の豪州軍艦を奇
襲したこともあります。

日本政府&外務省はオーストラリア人、オーストラリア政府に対して機会がある度に
「深い反省と心からのお詫びの気持ち」を表明しています。

終戦の1年前、1944年8月、シドニー西310km 「カウラ COWRA 捕虜収容所脱走事
件」が発生、死者日本人231名、豪州人4名、日本人負傷者108名が犠牲となりました。 

今年、2014年8月がちょうど 70周年記念 となるので盛大な
記念行事が開催される予定です。

毎年開催される「カウラ記念式典」や「キャンベラ戦争記念館」でも、よく使われる
のが リーコンシリエイション Reconciliation 和解 という言葉です。 

つまり「過去に起こったことはもう忘れよう、諦めよう、今後は仲良くしましょう」
という意味の言葉です。 式典スピーチに必ず使われます。

この リゾリューション「決意」( Resolution )が過去の「いまいましい」気持ち
を和らげてくれます・・・・極めておだやかな国民性なのです。

オーストラリア人は日本の隣国、中国人、韓国人のように、しつこく、恨みつらみを
云いません。 

あらかじめ、折衝も通告もなく、沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に「防空識別
圏」を一方的に設定する中国など、常識外れもはなはだしいのですが・・・・

・・・・・弱腰の日本政府はまたも、ほぼ沈黙、アメリカさんの応援だけが頼りなの
です・・・・

もうすぐ戦後70年にもなるのに、従軍慰安婦強制を主張する韓国に対して、日本は永
久に100年でも200年でも陳謝しなくてはならない。

35年もの長い間韓国を植民地化(日韓併合1910年−1945年)してきたそのツケといえ
ばそれまでですが・・・・かなりしつこい国民です。

外交、防衛、テロ防止、スパイ防止の4項目が目的で昨年12月、国会で成立した新法
案・・・・・・・・

多くの国民が心配している「特定秘密保護法」ですが、例えば外務省の職員で国際結
婚をしている人は「適正評価」に引っかかることになります。

評価対象者の家族及び同居人の氏名、生年月日、国籍を調べることになっているから
厄介です。

海外駐在中に知り合ったロシア人、デンマーク人、イラン人、韓国人、中国人などと
すでに結婚している外務省の職員の立場はどうなるのでしょう?

また、戸籍上は日本人となっていても、配偶者の「過去の国籍」を再調査して、秘密
取扱いの適正評価をすることにもなります。

新制度のもとでは、事実上、外国人と結婚すると永久に出世できないということは明
白です。

数年前、私の親戚の息子が検察庁・検察官に採用される際に、国からの身上調査があ
りましたが、それは厳しいチェックでした。 

家系図を基に過去に親戚縁者に一人でも罪を犯した者がいないか徹底的に調査するの
です。 思想歴、犯罪歴など何代にも渡って調べて、もし一人でも

身内に「内部規定に違反する該当者」がいれば例え就職が内定しても「採用取消処
分」となるのです。 

つまり、検察官は犯罪者を取り調べ、罪になると判断したら、裁判所に訴えを起こす
ことができる唯一の職業。人の一生を左右する責任重大な仕事だから
国の責務としてそうせざるを得ないのです。 彼はとても明るい好青年でしたが検察
官になった後、数年で目つきの厳しい陰険な表情の男に変わってしまいました。

検察庁の職員などは「特定秘密保護法」ができる前から、厳しい「守秘義務」を職務
上遂行しなくてはならない立場でした。

新しい法律ができたばかりなので、今後、運用面でのゴタゴタ、問題がいろいろでて
くるでしょう。

秘密保護法に抵触する事項が多い防衛省などでは、もうすでに「身上調査」が厳しく
行われています。

防衛省に就職する為には、家系図をたよりに家族親族の思想歴、犯罪歴を調査される
ことを覚悟しなくてはなりません。 

もちろん、就職後に国際結婚をすれば出世の道が閉ざされます。防衛省、外務省ばか
りでなくて農林水産省、国土交通省、経済産業省などすべて・・・

東北、福島の原発の事故処理など「特定秘密保護法」に守られて、情報の透明性が欠
け、不都合なことがヤミに葬られてしまうのかも知れませんね。

福島第一、井戸水から40万ベクレル  ……などとテレビ、新聞などで報道されて
も、一般庶民は一体なのことやら・・・・ベクレル??? ワカリマセン!

今後は・・・「その問題は秘密保護法に触れますから・・・」とか何とか理屈を付け
て・・・・如何様にも政府の都合の良いように始末されるのでしょう。

すでに政府は10兆円の公的資金を払い込んで実質国有化しているので、福島第一原発
事故の賠償、除染、廃炉などに関する国民に知られてはまずい事項はすべて

「秘密保護法」の名のもとに迅速に処理できます。 また、東京電力は 官僚達のお
いしい「天下り先」として受継がれてゆくことでしょう。

ところで、資源大国オーストラリアは原発の燃料となるウランの埋蔵量は世界一なの
に、原発は一基もありません。

37年前に原発1基を完成させましたが「高濃度の使用済み核燃料は安全に処理できな
い」という世論が高まり国民投票の結果、反対票が多くて否決され
まだ、一度も稼働したことがありません。 しかも、現在では豪州憲法では原発を禁
止しています。 日本との差は大きいですね。

イタリアも原発の国民投票が実施されて圧倒的多数で否決されました。 ドイツとお
なじ反原発の旗を掲げたのです。

日本では「憲法改正」についてのみ国民投票が実施可能ですが、原発の是非を問う
「法的に拘束力のある国民投票」を実施する為には憲法改正をしないとできません。

今後、ウラン・プルトニウムを大量に含む高レベル放射性廃棄物を含む危険な日本の
「使用済み核燃料」の処理方法などは国民に知らされなくなるでしょう。

東京電力をはじめとする日本の各地の電力会社は、多額の政治献金をして政治家を締
付け、またマスコミ各社も多額の「広告宣伝費」を電気事業連合会から
もらっているので あからさまに「反原発」のキャンペーンを掲げることが難しくな
ります。

原発を所有する電力9社の常勤役員全員と東京ガスの役員の多くが個人名義を装って
多額の政治献金をしている事実もついに暴露されました。

・・・・・・・・・・・(これ以上、永田町の裏に口を突っ込むと政治にも疑心暗鬼
が生ずるので、この辺で終わりと致します)・・・・Thanks!



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by yskkyhh3 | 2014-03-10 06:18