昨日は午後から駒場公園を散歩しました。
人が程よく遊んでいて、いい感じです。
ベンチで昼寝をする学生さん。
編み物をするおかあさん。
その周りで子どもとお父さんがボール遊び。
森といってもよいくらいのたくさんの大木に囲まれて、芝生広場に日があたります。
今日は、旧前田侯爵邸洋館内部に入らせていただきましょう。
説明書に、次のように記されています。
この建物は、旧加賀百万石前田家の第16代当主前田利為の本邸として
昭和4年に欧州建築の粋を集めて建築され、当時東洋一の邸宅と称せられました。
当時、東京帝国大学教授であった塚本靖と担当技師の高橋禎太郎が設計を担当し、
駒場の田園の野趣にあわせたイギリス・チューダー式をとりいれています。
たてものの内部については
内部は一変して王朝風に装飾が施され、各室はイタリア産大理石によるマントルピースや
角柱、壁にはフランス産絹織物や壁紙を貼り(略)
とあります。
なるほど、よい作りです。
すっきりとした内装が素晴らしい。
外の緑、光との調和が絶妙です。
窓越しに何が見えるか。
これが大事だと思います。