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お別れと荷造りと
日中は、気温30度を超えた暑い日だった。

2年前、私がシドニー赴任したてのころの3月も
今日のような夏のような日が続いていたことを思い出す。

「温暖な気候で、とても生活がしやすい。」
「シドニーが気に入った」ことを、
3月31日に武雄を発つであろう女房と子供達に連絡した事を思い出す。

妻と子供達が来た4月からは、
付き合いの幅がとても広くなったことを思い出す。

そうして、今日、
仕事関係以外でこれまでお世話になったきた方々に、
お礼とお別れの言葉を申し上げる事ができた。

出会いと別れ。

出会いはいつもうきうきするが
別れは、いつも辛いものがある。

でも、わたしは「またお会いしましょう」という別れの挨拶がとても好きだ。
そして、「これからもメールするから」という言葉もとても気に入っている。

世の中は、よくできているもので、気の利いた言葉を交わして別れたら
ものすごい高い確率で再会する事ができる。私の場合100%そうである。

人と人との結びつきは、離れるとき別れる間際の
言葉のつなぎ留め方ですべて決まるといってもいいかもしれない。

そんなことを考える夜なのである。荷造りはぼちぼちと進む。

お別れと荷造りと_b0014152_21134327.jpg


夜は強風。シティーから吹いてくる。
窓を開けていられないくらいに強い。

武雄に送る物は、武雄から持ってきたもの。
量にして段ボール箱3個。
重さにして80Kgくらい。

オーストラリアで新たに買った物のうち、持ち帰る物はゼロに近い。
こっちでもっぱら消費し、あるいは譲り渡した格好で物を整理した。

必要なものは毎日、毎週、毎月使う物のみ。
一年間使わなかった物は、持たないに限る。

相変わらず、夜の風は強い。

(画像はパース近郊夜のフリーマントル駅です。)
by yskkyhh3 | 2010-03-21 21:18
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