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レーンコープトンネルの行方
時には失敗もあるさ。

供用開始の当初から利用者が少ない、
不人気の有料トンネルがシドニーにある。

私も使ったことはない。



シドニー有料トンネル、管財人管理下に[運輸]

シドニー北部の有料トンネル「レーンコーブ(Lane Cove)・トンネル」
との運営会社コネクター・モーターウエーズが20日、管財人の管理下に入ったことが分かった。

債権行が総額11億4,000万豪ドルの債務返済に関して、期限延長を拒否したため。
シドニー・モーニング・ヘラルドが報じた。

レーンコーブ・トンネルはゴアヒル・フリーウエーとM2を結ぶ
全長3.6キロメートルの有料トンネル。

総工費16億豪ドルを掛けて2007年3月に開通したものの、
当初から経営破たんしたクロス・シティー・トンネル計画の二の舞になるとの見方が広がっていた。

同トンネルの保証人である米MBIAインシュアランスは昨年9月から売却先を模索していたもようだ。

コネクターは建設大手レイトン・ホールディングスと不動産大手マーバック・グループ、
香港の実業家リ・カーシン氏から構成されるコンソーシアムで、
3者は既に、同トンネル建設への出資分を償却したという。

コネクターはレーンコーブ・トンネル以外にも、
ゴアヒル・フリーウエーとワリンガ・フリーウエーを結ぶ
「ミリタリー・ロード・Eーランプス」も運営している。

管財人に指名された会社再生法律事務所コーダメンサのパートナーであるマッデン氏は、
管財人の管理下でも運営を続ける意向を示すとともに、
資産売却を含めて最善の方法を模索すると述べている。

売却先としては、同業のトランスアーバンが有力視されているが、
クイーンズランド州営投資会社クイーンズランド・インベストメント(QIC)も
候補の1つとみられている。

NNAより

by yskkyhh3 | 2010-01-21 04:48
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