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シドニー高速M4料金廃止に財界が反対
シドニーの高速道路でM4とM5の料金は現在、キャッシュバックされている。

いったんゲートで支払いをするのだが、後日RTAに申請して返金してもらう。
この場合、不思議なことにGST分は戻ってこない。

通行料金の徴収をしないとなればの話がタイトルにある話題である。

財界が反対とあるが、一応反対しておかなくてはくらいのことであろう。
2月15日以降、高速道路が駐車場になることはまずないと思われる。

しかし、これは私の狭い見方。
平日の通勤時間帯は大混雑になるらしいのである。特にM2上り(シティに向かう車線)はである。

わたしは休日のそれも早朝と夕方の利用がおもなので、自然渋滞の経験があまりない。
事態はもっと深刻なのかもしれない。

財界のいうようにいっそのこと通行料金の値上げという
思い切った方向への転換もあるのかもしれない。

いずれにしても都市部への人口集中と交通網のインフラの遅れは否めない。
鉄道、バス総じてである。

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財界団体は、ニューサウスウェールズ(NSW)州のケニーリー首相に対し、
シドニーの高速道「M4イースト」の料金廃止決定を見直すよう要請した。

NSW州政府は、M4イーストの通行料金2.75豪ドルを今年2月15日に廃止する計画だ。
これに対して、インフラストラクチャー・パートナーシップス・オーストラリア(IPA)と
豪産業グループ(AIG)、豪不動産協会(PCA)、観光運輸フォーラム(TTF)は
共同で書簡を送り、料金を廃止した場合、渋滞が深刻化して高速道路が「駐車場」になると主張。

これに対して、
同州のキャンベル運輸相は、政府は長期的な視野に立って料金廃止を決断したとして、
「決定が覆ることはない」と述べている。

M4イーストの料金廃止は、前回のNSW州選挙時の労働党の公約だった。

シドニー大の経済学教授のヘンシャー氏は、同高速道を民営化すれば、
今後20~30年で総額20億豪ドルの利益が上げられると指摘。

この資金をシドニー西部郊外の地下鉄計画などの運輸インフラ整備に充てることが得策だと
指摘している。

NNAより

by yskkyhh3 | 2010-01-05 04:45
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