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高騰が続いていたシドニーにおける賃貸物件の家賃が、 3年ぶりに下降したことが豪プロパティー・モニターズ(APM)の調査で分かった。 ただ、エコノミストによると、家賃は今後また上昇するという。 7~9月期のシドニーの家賃は緩やかに下落したものの、地域差が激しく現れたという。 最も下落が大きかった地域は、シドニー東部地域と北部の一部で、 東部では同時期の平均家賃が780豪ドルから700豪ドルに、 北部では800豪ドルから750豪ドルに大幅な減額となった。 一方で、西部郊外では同時期の平均家賃は350豪ドルから360豪ドルに上昇した。 エコノミストは、 「シドニーの家賃は以前と同じ水準を保っているか、下降したかのどちらか」と説明。 この理由として、 「金利高により家主が家賃を値上げしなければならないという圧力がまだないため」と述べた。 また、雇用が不透明なため、値上げしても借り主が値上げを受け入れない場合もあるとコメント。 オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀のエコノミストであるジョイナー氏は、 「連邦政府の初回住宅購入者の補助金支給により、賃貸物件の空室は増加する可能性がある」 と予測。 しかし、同氏は、金利が引き上げられ、住宅不足の影響が出始めていることから、 「今後空室は再び減少し、家賃も高騰する」との見方を示している。 NNAより
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