人気ブログランキング | 話題のタグを見る
豪州 温室効果ガス排出量の今

ラッド首相が提示している排出権取引制度(ETS)法案について、
上院で連立野党が反対した場合に早期解散総選挙を行うことに賛成している有権者は
19%にとどまったことが、18~20日に実施されたニューズ・ポールの世論調査で分かった。

連邦政府による温室効果ガス排出量削減構想(CPRS)には67%が賛成しているものの、
前回の72%からは低下し、「中立」と回答した人が7%から11%に増加している。

ETS法案に関しては、有権者の64%が修正案を国会で通過させることを求めており、
11%が法案の破棄を求めている。

一方、「首相としてふさわしいか」との質問に対する答えは前回とほぼ変わらず、
ラッド首相が前回から2ポイント減の65%、ターンブル党首が同2ポイント減の17%だった。

ラッド首相はニューヨークの国連本部で開催された気候変動首脳会議で、
中国と日本による排出量削減への取り組みを評価した。

同首相は、鳩山首相が2020年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減することを
表明したことを受け、
「世界第2位の経済大国である日本が、このような発表をしたことは重要」と述べた。

同首相はまた、胡錦涛中国国家主席が、排出量を国内総生産(GDP)の単位基準に基づき
「大幅に」削減する努力をするなどと発表したことも評価した。

一方、具体的な削減目標などの提示がなかった米国について、
同首相は「米国は今回初めて、ETSに向けて前向きに取り組むことを表明した」と理解を示した。

NNAより

by yskkyhh3 | 2009-09-25 05:37
<< WA州政府、財政黒字だが支出抑... 豪州 留学生教育産業の評判 危... >>