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お客は経営者の世界観を買うためにやってくる
「ブックディレクター」という職業があるらしい。
本棚を編集するお仕事だ。

そのひとの名は、幅充孝さん。

羽田空港第2ターミナルビルにあるスーベニアショップ「Tokyo's Tokyo」を訪れた方はお気づきか。
壁も棚も平台もすべて白で統一されたインテリアで、従来の空港の土産品店とは趣を異にしているらしい。

奥の壁一面にある棚には、日本各地の推薦本が並べられていて、
九州は、写真家土門拳さんの代表作「筑豊のこどもたち」があるらしい。

氏は、
「物と物とを組み合わせて、補完しあうことで新しい価値を生み出し、面白さを増幅させるんです。」という。

また、「お客は店や経営者の世界観を買うためにやってくる。」と。

「地球の歩き方」の横にガルシア・マルケスの「百年の孤独」を置いてみた。
そうしたら、当初の目標の130パーセントの売上となった。

そう、世界観。
これにつきる。

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7月26日撮影。カタジュタの夕暮れに
by yskkyhh3 | 2009-08-15 05:06
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