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オーストラリア 経済刺激策

ラッド政権の経済刺激パッケージのひとつ教育施設へ

4月5日、ケビン・ラッド政権の経済刺激パッケージ。
総額8億3,000万ドルの学校施設改善費が州、準州に配分された。

全体では13億ドルの「National School Pride Program」となる計画の第一弾。
全国公立私立あわせて6,000校が、5万ドルから20万ドルの施設改善予算を獲得。

予算配分では、国内最名門と言われ、すでに公立高校とは比較にならない施設を備えている
私立高校、シドニーのキングズ・スクールが屋外スポーツ施設と生徒福利施設建設に
20万ドルを獲得。

生徒数50人、教員3人で国内最小規模のブリスベンに近いムトダピリー州立小学校では、
コミュニティ学習庭園造設と4教室の補修に充てる。

ジュリア・ギラード教育大臣は、
「全国で8,663のプロジェクトに予算を配分する。
住宅建設業界の熟練労働者雇用を刺激するはずだ」と語っている。

1,359校に1億9,530万ドルを獲得したQLD州では、与野党とも歓迎している。
野党自由国民党のジョン・ポール・ラングブリーク党首が、
「施設老朽化で、教師も保護者も生徒も不満を募らせてきた。
州政府は連邦政府の資金をあてにして、州の教育予算を減らすことがないよう望む」と述べた。

2,005校に2億7,750万ドルを獲得したNSW州では、
ベリティ・ファース教育大臣が、
「老朽校舎の補修事業は見栄えはしないが、毎日の学校生活には重要なことだ」と、
私立学校のスポーツ施設への大型配分に皮肉を込めている。


日豪プレスより抜粋。

オーストラリア 経済刺激策_b0014152_559041.jpg

by yskkyhh3 | 2009-04-07 05:59
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