オーストラリア、とりわけメルボルンには興味が尽きない。
メルボルンでカラシの種からバイオディーゼルを精製する企業があると言うのだ。
研究開発はまだ初期段階だが、干ばつにつよいカラシの特徴が注目されている。
バイオディーゼル生産を手掛けるのは「バイオマックス」という企業。
メルボルンを拠点にしている。
豪州バイオ燃料協会(BAA)によると、
2008年の時点で豪州には10か所にバイオディーゼル工場があり、
合計5億6,000万リットルの生産能力があるらしい。
ただ、実際に稼働しているのはメルボルンのバイオマックス工場を含む4か所で、
生産量も7,000万から1億リットルにとどまっているとのことだ。
さて、日本で注目したいのは「竹」である。
このブログでも別の角度からとりあげているように「竹」ほどよい原料はない。
そうわたしは思っている。
「竹」からエタノールを採取する技術もいよいよ現実味を帯びてきたようだ。
これでかつての日本の風土を取り戻し、
そして新しい日本のすがたを見ることができるのではないだろうか。
もちろんそこには次世代に胸を張って贈れる日本の精神がこめられている。
いま、日本のとりわけ西日本の山は情けないほどに荒れている。
私どものご先祖さまは「ああ情けない」とお嘆きになっていることだろう。
昔の風景そのままを取り戻せはしないだろうが、
せめてもの償いをさせていただきたいものだ。
研究者諸氏のますますの発奮をご期待申し上げる。
私の命もあと40年くらいは世にささげられると思う。
できる限りの精を出したいと気持ちあらたにした次第だ。
頑張ろう。
第2の人生。
これが肝要。
かもしれない。