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武雄市図書館 リニューアルから三年 まちづくり
佐賀新聞の論説「武雄市図書館刷新3年」に接し、
「指定管理者運営の検証を」と題された文章を読む。

論旨が明確で偏っていないところが絶妙だと感服。
文は小野靖久さん。

数字的な部分を摘んで引用させていただきながら
私自身のお客様案内用手持資料として整理したい。

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さて、オリジナルの武雄市図書館開館も当時の私の
率直な感想として「素晴らしい設計施工の図書館だ」
と感嘆していた記憶がいま蘇ってきてところである。

しかしながら、来館者数はというと話は別である。

平成12年10月の開館以来平成23年度までの所
謂リニューアル前の武雄市図書館への入館者数は
単年度30万人を超えることはなかった。それが、
平成25年4月1日の刷新オープン以来、初年度は
92万人を超える来館者を数え、従来の3.16倍とな
った功績は大きい。新しい武雄市図書館構想の凄さ
と確からしさが、その実際をもってして際立っている
ことから、まちづくり施策の超絶技巧を物語っている。

さて、
平成27年度の来館者数は72万8242人とのこと。
それでも、リニューアル前の2.85倍で好調維持だ。

私の動物的感覚からするとこのままの数字が維持
あるいは微増くらいで推移すると思う。安定して来館
者をお迎えしていけるのではないかと楽観的である。

ところで
TUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・
クラブ(CCC)の指定管理者運営の契約期間は、
残り2年間。「更新の是非を判断するための検証が
必要だろう」との論説主旨からも平成28年度の経
営が重要なポイントに在ることは周知のことかと。

武雄市図書館はこれからもまちづくりを牽引する。
私はこれまでどおり遠方より来る客人を案内する。

話題は尽きない。

体重:71.2kg
体脂肪率:25
by yskkyhh3 | 2016-06-03 05:26
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