人気ブログランキング | 話題のタグを見る
私だって眠れない夜はあるさ。こういうときは技術書を読むのが好いところなのだが…懐古しています。
夜の早い時間に就寝して、朝早く起床する習慣は好い。
目が覚めてしまって眠れない夜もたまにはあって好い。

夜の時間はひとりの時間、好きなように好きなことが
できるから、眠れない夜は兼ねてから気になっていた
ところの技術書を読むのが此処十数年のスタイルだね。

私だって眠れない夜はあるさ。こういうときは技術書を読むのが好いところなのだが…懐古しています。_b0014152_03024257.jpg

高校生の時はカシオFX-602Pプログラムライブラリー
を読んでいた。カシオ言語を使ったオリジナルなプロ
グラムを組むことを物理部員の仲間と競うのが密かな
楽しみであったことも思い出してくる。最も友人たち
との麻雀やカードゲーム遊戯に注いだ時間も今となっ
ては好い思い出の一つである。もっと勉強しておけば
というようなケチな反省はこれまでしたことはないね。

そんな高校生活だから大学受験に失敗して佐賀市内で
家庭教師をしながら一人暮らしを始めたのも懐かしい。

某国立大学理工学部入学への道を諦めて文系に転向し
たのも、父親の望む方向へ自然と導かれたのだろうね。

その頃は、それまで全く感心のなかった文芸書を読み
あさったね。三島由紀夫先生の初期の作品から拝読し
始めたのが良かった。縦書き日本語の美しさとか香り
高い文学表現にどっぷりと身を浸した一年間だったね。

浪人生活も私にとっては刺激的な良い生活だったから。

いつしか次々と文豪と呼ばれる諸先生方の作品に接し、
澁澤龍彦先生の世界に突入したのもこの頃であったね。

だから、時代錯誤も甚だしく、大学に入っても相当上
の先輩方と話させていただくことが自然となっていた。

大学の講義も古事記や日本書紀を拝読させていただき
ながら柳川啓一先生の宗教理論と宗教史に大変興味深
くお付き合いさせていただけた運命に心から感謝する。

そうしながらも専攻外で最もエキサイティングな講義
が種村季弘先生の文学だったね。夢と文学芸術につい
て、素材を東西の古典に置かれ古代人が見た夢や解釈、
これと現代の夢学との比較は最高でしたね。テクスト
はなし。先生はご自分の著書を押し売りなさることは
一度も無かったね。私は美術出版社から先生が訳され
た御本を二冊買いました。三島由紀夫先生をはじめて
澁澤先生と種村先生はとても遠くて一番身近な先生達。

いまでもときどき、こうした真夜中にお付き合いして
いただけることに御本の有難さを感じるところですよ。

痛恨の極みだったのが、外国史概説を落としたことだ。

そりゃあね、あんまり授業も出ていなかったけれどね、
試験の答案用紙は自分では書けたと思って自信満々よ。
でも、外国史概説の田中柚美子兼任講師から呼び出さ
れてこういわれたね「森さん、森さんは就職が決まっ
たのね。だったらあなたは教員免許は要らないわね。」

私はそのとき思い出した。あの自信満々の答案用紙の
最後の欄外に、お世話になった先生への感謝の気持ち
とともに就職が決まったことを報告していたのだった。

就職先は役所よ。そう、学校ではなかったのですよね。

教職員になるために大学では単位を取得していってて
教員免許を頂ける単位数も外国史概説の単位をとって
全て計画通りにクリアすると計算していたところなの
に、最後の最後に余計なことをしてしまって、先生の
反感を買ってしまったのが悔やまれたことも懐かしい。

役所勤めをしながら大学に籍を置いて単位取得も考え
たのだが、いつしか役所生活に慣れてしまって仕事が
面白くなるにつれ、新しい人間関係の環境のなかでは
新しくすべきことも多くなっていったね。青年団活動
と小中学生へのボランティア家庭教師活動に明け暮れ
た数年間も懐かしく思われる。独身時代、夜の帰宅も
遅くてほとんど毎日午前零時を過ぎていたのだよね。

役所の仕事は午後5時過ぎの定時には終わっていたから
遊び惚けていたのと先の活動に身を寄せていたのだね。

やっと技術書を読むところまで来た。そう、結婚して、
子供が生まれ、妻と子育てをしながらと言いながらも
ゆったりとした楽しい時間を親子で過ごすことの30路。

満30歳を過ぎて煙草を止め、お酒も止めて今に至るね。
この頃から、夜のお供は、もっぱら技術書になったね。

ゴルフと自動車の技術本はベッドの側に必ずあったよ。

30歳代はじめは産業課だったか、とにかく農業者や商工
業者さんとのお付き合いで、そりゃあ毎日楽しく仕事よ。

そんな生活をしていると人間の身体はきちんと反応して
くれるから有難いよ。そう、大腸ポリープ摘出術をうけ
たね。入院の体験もはじめてだった。生命保険会社から
保険金ももらったね。そんなこんなで健康生活の始まり。

職場も窓口係となって、今度は民法と戸籍法が近くなり
またもや面白いひと時を過ごさせていただく機会を得た。

勉強すれば勉強するだけスキルアップし法務局や近隣市
町の担当者で構成する勉強会は皆さん頼ってくださって
とても楽しかったね。法務局主催の福岡で開催された、
上級研修はそれこそ難解な問題にも果敢に挑戦し一定の
評価を頂けたことは嬉しい限りなのでありましたよね。

そうこうしているうちに、今度は個人情報保護法や戸籍
システムや公的個人認証、住基カードのことなどが愉快
だったですね。このころの愛読書はXMLビジネス白書ね。

杵藤広域電算センターさんと急接近していたのもこの頃。
システムエンジニアの田中さんとずいぶん議論しました。

今でも仲良くさせていただいておりますが、仕事上あまり
関係しないのでこのところちょっと疎遠になっているかな。

議会でも書記の立場でありながら、答弁させて頂いたり
して、いまは天国で見守ってくださっている先輩から、
「書記が議会でマイクに向かって説明したのははじめて」
だと笑いながら言ってくださったことが昨日のようだね。

答えた内容は共産党議員さんからの質問で「住基カード
の耐タンパ性」について。その構造を中心に説明したよ。

あとは、このブログの最初から読んでいただければ判る。
そろそろ、午前3時になろうとしている。全く眠気なし。

このまま早朝トレーニングの準備をして、心地よい朝を
迎えようかと思っている。いま、MacBook Proの脇に、
自動車の技術書がある。Porsche Boxsterの仕様が掲載
されている。これを読みながら少しリラックすして過ご
してみようかと思っている。

では、また…

いま、10km走行のトレーニングから戻ってきました。
早朝、約一時間半のジョギングと徒歩のトレーニング。

とても気持ちのよい清々しいひと時です。
このまま身支度まで済ませましょうかね。







by yskkyhh3 | 2014-01-31 03:03
<< 2月1日は第8回トムソーヤフェ... Canon 5D はやっぱり名... >>