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いじめ対策 子供達の遊戯と大人の関与にみる管理社会の現実
ちょっと、カチコチのタイトルとなりましたね。
今朝は私の高校生時代の遊戯から考察して参ります。

私は高校生のとき友人達と麻雀をして遊んでいました。
そう、あの4人で遊ぶ麻雀ですよ、麻雀。良くないね〜。

その麻雀で
遊び惚けて物理のテストで赤点となって先生に叱られ
ました。次のテストで、90点以上採れなければ…!と、
叱咤されました。そのときばかりはテスト勉強猛勉強。
なんとか97点を獲得し、難を逃れた事を思い出します。

こんな事を、思い出していたら、別の記憶が蘇りました。
それは友人の親から心外な言葉を浴びせられた事です。

それは、一本の電話の向こう側からの、強い声でした。

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「わたしの息子を誘惑しないでください。」という言葉で
はじまりました。内容を聞けば、私が麻雀を誘っている
と、この親御さんは思っているのです。私共はお互いに
みんなの話によって決められた日時と場所で遊んで居
ると思っていたのに、どうやらこの私が主犯格と成って
いたのです。私は、心外でした。でも、このことで友人
との関係を壊したくないと思って私はすぐに謝りました。

理由は一つだけ、この親御さんと対話する時間が虚無
だったからです。或るのは哀れと空しさだけなのです。

このような対処方法はそれ以来、私のアイデンティティ
と成ったのかもしれません。私が主導した訳でも無いの
にまた全く関与しない事案までも、そのときの心情から
対話の相手様を虚しく哀れに感じたときは、理由無く、
謝ってしまうことで、それ以上の時間を共有しない術を
保身として自ずと身につけてしまったのかもしれません。

その事案から私は麻雀をやめました。きっぱりとです。

こういう背景があるにも関わらず、否あったからでしょう
いまの私は、この親御さんにはとても感謝しています。

理由は、一つは、麻雀をやめられたからです。
もう一つは、同じ地域に住んでいるからです。

今でもこの親御さんとこの友人とは親交があります。
今朝は私の性格形成をあからさまに書いてみました。

こういう高校生時代の経験を持った私なのですが、
仕事で真っ向から対処すべき関連事案があります。

いじめ問題はまさにそうですね。みなさまの大切な
お子様と関わる仕事ですから、事案が発生すれば
迅速に真っ正面から進めて参る覚悟でございます。

下記、対策例から整理して置きます。初動の為に。

【いじめ発見時の緊急対応】
1、いじめを知った者は、その時に、その場で、いじめを止める。
2、いじめにかかわる者に適切な指導をする。
3、係・チームと連絡する。情報共有。取り扱い注意。

【いじめられた子ども・いじめを知らせた子どもを守り通す】
1、いじめられていると相談に来た子どもや、いじめの情報を伝えに来た子どもから話を聴く。
2、他の子供達の目に触れないよう、場所、時間に配慮する。
3、事実確認は、いじめられている子どもといじめている子どもを別の場所で行う。
4、指導員の目の届く体制を再度確認し整備する。

【事実確認と情報の共有】
1、事実確認は、いじめの行為を行うに至った経過や心情などをいじめている子どもから聴き取る。
2、周囲の子どもや保護者から詳しく情報を得て、正確に把握する。
3、聞き取りは複数の指導員で行う。
4、短時間で正確な事実関係を把握する。
5、係と連携し情報の共有をする。

【把握すべき情報】
1、誰が誰をいじめているのか?
2、いつ、どこで起こったのか?
3、どんな内容のいじめか?
4、どんな被害をうけたのか?
5、いじめのきっかけは何か?

【いじめられた子供に対して】
1、事実確認とともに、まず、つらい今の気持ちを受け入れ、共感することで心の安定を図る。
2、「最後まで守り抜くこと」「秘密を守ること」を伝える。
3、必ず解決できる希望が持てることを伝える。
4、自信を持たせる言葉をかける。

【いじめられた子供の保護者に対して】
1、発見したその日のうちに、家庭訪問等で保護者に面談し、事実関係を伝える。
2、今後の対応について協議する。
3、家庭で子どもの変化に注意してもらい、どのような些細なことでも連絡してもらう。

【いじめた子供に対して】
1、いじめた気持ちや状況などについて十分に聞き、子どもの背景にも目を向け指導する。
2、心理的な孤立感・疎外感を与えないようにする。
3、毅然とした対応と粘り強い指導を行う。
4、いじめが人として決して許されない行為であることやいじめられる側の気持ちを認識させる。

【いじめた子供の保護者に対して】
1、正確な事実関係を説明し、いじめられた子どもや保護者のつらく悲しい気持ちを伝える。
2、「いじめは決して許されない行為である」という毅然とした姿勢を示す。
3、事の重大さを認識させ、家庭での指導を依頼する。
4、子どもの変容を図るために、今後のかかわり方などを一緒に考える。

【平素のコミュニケーションが欠けていると】
・児童クラブがきちんと指導していれば...。
・ここまで深刻にならないうちに、なぜ連絡してくれなかったのか。
と、いうような言葉が保護者から帰ってくる。多分ね…。

上記は単純明快、現実は複雑怪奇なのです、きっと…。
by yskkyhh3 | 2013-10-30 06:41
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