明日で結婚21年目の私ども夫婦であります。
これまでを振り返るとほとんど結婚記念日
のことなど念頭になくすごして参りました。
妻から「おとうさん今日何の日か知っとう」
と聞かれても、「なんか、会合やったかね」
とスケジュールのことを思う始末なのです。
でも、今日は違いました。
妻に言ってあげました。
「明日は、結婚記念日やったね。」と…。
返ってきた言葉が「なんかあったと?」と。
今朝の西日本新聞をみれば
「結婚に踏み切れなくて」という見出しに
「少子化 オトコの理由」と小見出しがありました。
このことに普段はあまり気に留めないので見過ごすのですが
今日は特別、
中身を読んでみたところ、結婚しない理由が書いてありました。
「親の世話で負担をかけそうで、恋人をつくる気になれない。」
とか
「兄に子どもが2人いて、生活が苦しそうだ。」
とか書いてありました。
また
「一緒にいると疲れた。」
とか
「大切に思う女性はいるけれど、時々会って話すだけで十分だ。」
「いまのライフスタイルを変える気になれない。」
とかです。
もうアホとしか言いようのないような軽薄な思想にあきれました。
とは言いながらも、
こういう考えの若い人たちを育ててしまったのも私ども
なのかもしれません。
社会教育の責任がまったくないとはいいきれないところ
にやり場のないおもいの「結婚記念日一日前」の朝です。
いまからでも遅くない青少年にもっと寄り仕事頑張ろう!