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豪州教育訓練省のウェブサイト'MySchool'初日にダウン 
アクセスが殺到してサイトにアクセスできなくなることがある。
オーストラリア教育訓練省の'MySchool'がダウンした。

このサイトは
「全国の各学校の成績その他の情報、全国国語算数学力試験結果も含めて掲載。
学校の条件によっては成績に関わる教師を特定できる場合もある。」
これが特徴。

つまり、学校のランクがわかること。
こちらでは、生徒や保護者が自由に学校を選び、転校もよく行われている。
子どもの転校にあわせて、その地域の不動産も動く。
各学期の終業から始業までの時期が比較的多いようだ。

http://www.acara.edu.au/default.asp
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洋の東西を問わず、学校や先生のランキングは気になるところなのだ。



アクセス殺到でパンクした。

1月28日午前1時にMy Schoolウェブサイトがオープンした。
しかし、1時間後にページのダウンロードができなくなるという事故が起きた。

連邦政府のジュリア・ギラード教育相は、
「ウェブサイトの制作者は、初日にアクセスが殺到するだろうことは予測していた」と語っており、
サイト制作者側がパンクの原因を調査している。

ABCラジオに出演したギラード大臣は、
「ウェブサイトに膨大なデマンドが起きることは予測していたが、
まさかこれほどになるとは思わなかった。
しかし、サイトは100件のヒットに耐えられるよう設計されている」と語り、
さらに、「このサイトを開発したAustralian Curriculum, Assessment and Reporting Authority
(全国カリキュラム評価成績局)は当然大勢の人に見てもらえることを期待しており、
期待通りになったといえる」としている。

一方、開発した同局では、「なぜアクセスできなくなったのか原因を調査している」としている。

このウェブサイトは、全国の各学校の成績その他の情報を、全国国語算数学力試験結果も含めて
掲載し、学校の条件によっては成績に関わる教師を特定できる場合もある。

また、学校は、生徒の社会経済的位置に従って学校をグループ分けし、
学校間の成績を比較しやすくしている。

教職員組合、一部の保護者や教育学専門家は、このような資料が単純に成績の低い学校や地域、
生徒に対して「劣等」のレッテル貼りになりかねないとして反対しており、
特に同様の制度が過去に実施された英米では制度の結果に対して否定的な評価が出ているのにも
関わらず、なぜ政府がこの制度に固執するのか疑問を挙げる専門家も多い。

野党保守連合の教育スポークスマン、クリストファー・パイン議員は、
「この制度は問題のありかを示しても、問題を解決するものにはなりえない」と批判している。

AAPより

by yskkyhh3 | 2010-01-29 04:26
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