私自身、ゴールド・コーストへはプライベートで一度だけ行ったことがある。
1泊2日の日程でゴルフ3ラウンドを楽しんだ。職場の先輩とである。
昨年の8月のことであった。
シドニーは寒かったがゴールド・コーストはぽかぽか陽気であった。
その後、妻と子供達が遊びにいっている。
いろんなアトラクションを楽しみ良い気晴らしになったようだ。
さて、そんな観光都市ゴールド・コーストはいまなお開発が進み、
住宅開発、アパートメント開発をはじめとする大型投資が続く。
なんともうらやましい、魅力あるところなのである。
ヴィクトリアに住む友人は、20年前に買った家の値段が2倍の値段になったといっていた。
あなたもいかがですか?一軒。
経済不況もどこ吹く風
11月19日、不動産グループ発表のレポートによると、
ゴールド・コーストの開発計画が突出しており、
同地域が中核都市として成熟していると見なされていることが分かった。
不動産グループのコリアーズ・インターナショナルは、
現在進行中の開発と計画段階の開発を地図でプロットした結果、
開発業者がゴールド・コーストの発展に全面的な信頼を置いていると判断したと述べている。
世界金融危機後いくつかの開発事業破綻があり、世間の注目を浴びたが、それでも進行中、
計画段階を合わせて690億ドルの大規模開発がある。
この数字は、2007年の開発物件総額を23億ドル上回っている。
コリアーズ・インターナショナルのスチュワート・ギルクリスト取締役は、
「ゴールド・コーストはもはや観光都市ではない。
都市としてのメリットによって自力で発展しており、今後長期にわたって発展を続けるだろう。
この地域が住宅地としても、ビジネス中心地としても成熟し、
持久力を付けていることを示すものだ。
このレポートで取り上げた379件のプロジェクトのうち、21件は10億ドルを超えている。
国内、海外の有名開発企業がこれほどの開発計画を建てるということは
内外でゴールド・コーストの強みが高く評価されているということだ」と述べている。
さらに、「地図のプロットにはゴールド・コースト最北部のステイピルトンから
NSW州最北部のポッツビルまでの1,000万ドル以上の開発が取り上げられている。
開発総額の内訳は、住宅開発264億ドル、アパートメント157億5,000万ドル、
インフラ改善99億ドル、商業小売産業開発56億ドルとなっており、
50億ドル相当の開発が財産管理下に入るか、または開発業者が売りに出しているかの状態だが、
いずれは開発が再開されると見られる」としている。
AAPより