下のレポートをご覧になってもわかるように、
残念ながら、九州は完全に対象から外れている。
厳密に言えば、広島より西はほとんど表に出てこない。
昨年JNTOさんから声をかけてもらったときに、
武雄市側に観光促進の機会であること再三にわたり申し上げたが、
予算獲得が困難とのことから、話は頓挫した。
所長さんからのせっかくのよいお話であったのだが、
お金の面からの理由で断念せざるを得なかったのは悔しい。
残念、無念。
ちなみに、長野、東北地方は相当の予算をつぎ込んでいる。
いま、認知度が高くなってきたのが長野。
相当の力の入れようである。
なるほど、なるほど、ここまですれば、こうなるのだ。
日本政府観光局(JNTO)は27日、シドニーのアモラ・ホテル・ジャミソンで
観光促進イベント「Come and discover Japan」を開催した。
日本政府が2010年までの日本訪問者数の目標として年間1,000万人を掲げる中、
来月25日~10年3月29日まで行われる「Visit Japan Year 2010 Campaign」の紹介も加わり、
日豪双方の旅行関係者約100人が参加した。
冒頭ではJNTOシドニー事務所の山下所長があいさつした。
日本を訪れた豪州人が03年の17万2,000人から08年には24万2,000人に拡大したことを指摘。
豪州人の間で、日本が世界有数の観光地として認知されたことを示すと述べた。
JNTOの小川次長による日本の基本情報の説明に続き、
東京都シドニー観光レップの栩野氏が東京都の魅力についてユーモアを交えて語った。
続いて、東北観光推進機構海外事業部の永沢担当部長が蔵王の樹氷を「アイスモンスター」
として紹介。
安比高原の雪質が北海道よりも軽いことや、猪苗代スキー場で湖を眺めながらスキーが楽しめる
ことなどをアピールした。
この後で、京都の観光レップを兼任している栩野氏が再び登場。
着物体験や折り紙など、自身の体験を基に説明。
京都駅から宿泊先までの荷物運搬サービスなどについても触れた。
最後に、豪州トラベルライター協会の紀行文部門で優勝を重ねているアイミー氏が壇上に
上がった。
トラベルライターはトラベルジャーナリストに比べて表現を自由に選べると前置きした上で、
9月に日本を訪れた際の印象を紹介した。
世界遺産として登録されている紀伊山地の参詣道での体験談などから入り、
「初めて存在を知った」という海女との遭遇を熱心に語った。
セミナー後のレセプションでは、粗・在シドニー日本国総領事があいさつ。
参加者に対する支援と協力を表明した上で、
日豪関係のますますの発展を願って乾杯の音頭をとった。
NNAより