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NSW州政府 シドニーの一等地を売却する計画

ニューサウスウェールズ(NSW)州政府は100億豪ドルの財政赤字の補てんに向け、
シドニー中央ビジネス区(CBD)に保有する一等地を来年初頭にも売却する計画。

パークハイアットやシャングリラをはじめとする合計6ホテルを擁する土地で、
管理を担当しているシドニー・ハーバー・フォーショア当局(SHFA)が
来年2月から入札受付を開始する。

99年間のリース契約で、売却総額は8億7,000万豪ドルを見込む。
州政府は併せて、IMAXシアターやシドニー水族館を擁する土地も売却する意向。

現在これらの土地をリースしている各社が新たな契約先として有望視されているものの、
旅行・観光業界が低迷している現状では、投資に二の足を踏むケースも出てきそうだ。

現在、シドニーのホテルの室料は国際水準を下回っている。
豪政府観光局(ツーリズム・オーストラリア)は今後10年間の国内ホテルの需要増を予測し、
1万6,000室の新設が必要と試算しているものの、
不動産業界ではホテル以外の商業不動産や住宅への投資のほうが利回りが良いのが現状だ。

豪ホテル協会(AHA)のヒーリー代表も、
「シドニー中心部の高級ホテルでは、
すでに投資額に見合う利益を得られないのが実情となっている」と認めている。

NNAより

by yskkyhh3 | 2009-10-12 04:33
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