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ロクソン保健相は、新型インフルエンザ(H1N1型)の警戒レベルを26日から新設した「プロテクト」に変更。 今後は新型インフルの感染者の管理体制確立に注力する方針を明らかにした。 世界保健機構(WHO)が12日に、警戒レベルを最高の「フェーズ6」に引き上げたことに対応したもの。 今回の警戒レベルの変更により、これまでの新型インフルの拡大防止に向けた対策は緩和。 今後は慢性的な呼吸器疾患を持つ患者や妊婦など、感染により想定される危険管理に焦点を当てることになる。 このため、病状の穏やかな感染者に対するオセルタミビル(商品名タミフル)の投与や空港の体温測定装置の設置は行わない予定。 また、感染の拡大が著しいビクトリア州を訪問した児童の1週間自宅待機なども解除。 豪州内では感染の影響が穏やかであるものの、 専門家によると、今後感染者数が国民の5人に1人の割合まで拡大。 死者が最大で6,000人、入院患者が8万人に達する可能性を指摘。 ほかの季節的なインフルエンザでは通常、入院数は1万人、死者数が1,000〜2,000人。
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