「男色」と書いて「おとこずき」とよむ。
タイプしたあと消そうかと考えたがこのまま続ける。
私は学生時代にこういった世界を文学のうえで知った。
独特の世界観は非日常にその精神を誘う。
読書とりわけ文学の楽しみ方の一つとしてあった、そしてきっと今もあると思う。
言い換えれば、
現実生活とはかけ離れた遠い世界のことと思えるリアリティがあった。
と同時に、
芸術や芸能、ショービジネスに暮らす人々の生活スタイルとも感じ取っていた。
さて、ここからが本旨である。
シドニーのマルディグラについて
同僚職員にシドニーのこのお祭りについて聞いてみたら、
毎年見に行っていますとのこと。
箱を持参し、その箱に上がってみないと見えないくらいの観客だそうだ。
かさねて、今年からは州政府の公式イベントとなるらしい。
http://gaylife.co.jp/scene/794/795/796.html
NSW州政府の資金援助を受け、文字通り公然と盛大なお祭りとなることだろう。
第31回目となる2009年のマルディグラの公式テーマは、「Nations United」。
もともと移民の国として多様性を尊重してきたオーストラリアらしく、
クロスカルチャー(異文化交流)をテーマとして、世界中にこのイベントを広報し、
参加を呼びかけています。
「New Mardi Gras は、ナショナリティ、ゲイやストレートといったセクシャリティに関係なく、
国旗を手に、または伝統衣装を身にまとい、様々な人々がパレートに
そしてマルディグラ一連のイベントに参加することを期待しています」
(公式パンフレットより)。